- おはようございます。
- ひきこもりの理解の続きです。
- ステージ2は安定期
自宅では落ち着いているけれども
人と出会ったり、外出するとひどく疲れる状態。
安心できる家族となら会話や外出ができるようになります。
しかし、家族以外の人とは
まだまだ対人緊張が強い状態だそうです。
外に出る不安が高い時に
少し出かけられるようになったからと言って
あまりできないことを
無理に「やれやれ」と言うのではなく
家の中で
本人のペースで
できることから少しずつ始めるのが良いそうです。
本人のできそうなこととは
他人と会わなくてよいもの
マイペースでできるもの。
例えば
風呂掃除をする
食事の後片付けをする
洗濯ものをたたむ
調理の手伝いをする
というようなもの。
本人が電話をするとか
友達と会うというのは
かなり落ち着いてからでないとできないそうで
家の中でできる用事ができることと
これらのことができることには
大きな差があるのだとか。
また、家の手伝いを頼むときも
命令口調は絶対にやめましょう。
「○○をしてくれるとお母さん助かるんだけど。」
というふうに。
もし返事がなくても何度も言わないように。
ちゃんと聞こえていますから。
返事をすると負けと思っているんだそうです。
うん、その感覚分かる気がする。
家の中に本人しかいない時間を作ってあげると
お願いした用事をいない間に片付けてくれてたりします。
また、そろそろ外に・・・と思っても
無理に連れ出したりしてはいけません。
家族が一人で行けないから
来てくれると助かるという姿勢で誘ってみましょう。
外で知り合いに会うかも・・・と思うと
本人はそれだけで苦しくなるそうです。
実際、家族以外の人と短時間話をしただけで
強い疲労やイライラを感じるそうです。
ただ、回復するにしたがって
疲労感も軽減するので
対人疲労の改善は回復の程度をはかる指標になるとのこと。
この時期も焦らずに
じっくり見守ることで
本人も安心して回復の道をたどれるようです。
なかなか辛抱がいりますね。
では、金曜日です。
梅雨もあけて暑そうですが
あと一日頑張りましょう!