おはようございます。
ひきこもりの理解の続きですが
ひきこもりを回復させるには時間がかかります。
回復過程は徐々に進んでくるそうですが
ときには停滞し、長期化することもあるそうです。
しかし、停滞している時も
関係を保ちつづけることが大事なんだそうです。
回復には3つのステージがあるそうです。
まず、ステージ1
充電期
回復の初期の初期なのでまだまだかかわりが難しい時期。
自宅でひとりでいることが多く
イライラする時期だそうです。
この時にはエネルギーの回復を1番の目標に掲げ
本人が自分のペースでのんびりと過ごすことができるように
家族から話しかけるのは声掛け程度に留めておく。
「ただし、本人から話しかけてきたときにはじっくりと聞いてあげて下さい。」
とのこと。
この時期はエネルギーが低下しているので
自室に閉じこもることが多く
家族とも顔を合わせないようにしてしまうとのこと。
う~ん
これ分かるな。
昼夜逆転にゲームやスマホばかり。
イライラして当り散らしたり
反対に落ち込んだり、寝るばっかりしてたり。
こんなの見てたら家族は心配するし
気になってついついあれこれ言ってしまう。
しかし
これが一番ダメな対応だそうで
今まで本人は周囲のペースに合わせて疲れてきたので
この時期は自分のペースでのんびりと過ごさせるのが大事。
本人を叱咤激励しても
何の効果も出ないそうです。
でもね~
何もせずにゲームばかりしてるのを見たら
ついつい、あれこれ言っちゃうもんね。
そんなにゲームする元気があるんだったら!
なんて、言いがちなんだけど
先生に言わせると
ひきこもりの初めは記憶力、思考力、集中力が落ちていて
実はゲームはそれらのものを必要としないからなんだそうです。
声掛けは口うるさく言うのではなく
日常の声掛け程度。
穏やかに、丁寧に、一度だけ。
返事がなくても追いかけて言ってはいけません。
本人には十分に通じているそうです。
少し回復して会話ができるようになっても
早く学校に行きなさいとか言わないように。
本人も焦ってるんだから。
でもできないから苦しんでる。
この時期に両親の介護サービスが開始になるなど
外部の人が家の中に入ってくると
本人はたちまちイライラ、混乱してしまい
パニックや攻撃をしてしまうことも。
この時にサービス提供者は
事前に本人に内容を丁寧に伝える必要があるとのこと。
これは私たちが気をつけないといけないところですよね。
無理強いしないように
でも必要なものだから理解してもらえるように
丁寧に説明していきましょう。
では、今日はここまで。
暑くなりそうですが、元気出していきましょう!