おはようございます。
ネットニュースを見ていたら
「健康な8歳息子を323回病院へ連れて行き、13回の手術を受けさせた母親(米)」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171222-89770408-techinq
っていうのが出てました。
あ~、こんなの前にも見たことある。
確か子供の点滴に汚れた水を混ぜて、病気にさせてたの。
それとおんなじかな?
その時も、今回も、母親のいうことを周りが信じて
さまざまな治療を施してた様子。
「なかなか治らない、あるいは不治の病にかかっている
かわいそうな子供を
献身的に看護するかわいそうな私」
っていうのが好きなのよね。
そうやってみんなの注目を集めて
同情してもらったり、かまってもらいたい。
こういうのを
「代理ミュンヒハウンゼン症候群」
っていうの。
(ネットニュースの中では代理ついてないけど)
これは、皆の関心を集めるために
自分じゃなくて、子供を病気に仕立てるもの。
「ミュンヒハウンゼン症候群」っていうのもあって
こっちは、自分が病気になるってところでちょっと違う。
でも、両方とも精神疾患の一つなんだって。
この病名、初めて聞いた時にはミュンヒハウンゼンの後に
「氏」がついてたんですよ。
なんでかっていうと、ミュンヒハウンゼン男爵って有名なほら吹き男爵の名前だから。
この人物、実在の人で、すごくいい人だったそうです。
皆が集まるところで、いろんな体験を大げさに
今風に言うと、「盛って」話してたのを
誰かが聞き書きして、勝手にほら吹き男爵の話しとして出版したんだって。
ご本人はとっても怒ってたらしいんですが
実は私、この男爵のほら話、とっても好きなんですよ。
奇想天外な話が多いんだけど、人を傷つけるような話ではなく
夢のある話なんです。
だから、こんな病名に使われるのは男爵いやだろうな~。
きっと
「何たること、こんな子供を傷つけるやつの病名に
私の名前をつけるとは!!」
って、怒ってんじゃないかな。
病気始まりでほら吹き男爵の話を思い出したけど
ちょっと本屋に行って探してみようか。
また、この話を読みたくなってきた。
お休みの間、何します?
では、土曜日です。
良い休日をお過ごしください。