おはようございます。
この前、地域の方からこんな話がありました。
「介護保険って、要支援1、2ができたから
要介護1、2って無くなったん?」
え~っと、すごい斬新な発想ですね。
でも、一般の
介護保険になじみのない人はそうなのかも。
介護保険って言葉は聞いたことがあって
すごく知ってるような気はするけど
実際使うようになると、何も分からない。
そんな相談はしょっちゅうです。
要支援1,2ができたのは平成18年の改正から。
もう12年もたってるのに、使ったことがなければ
やっぱり理解してもらえないんですね。
ただ、その人には
「要支援2と要介護1は同じなんですよ。
ただし、主治医の意見書に認知症ってあれば
重い要介護1の方に入っていくんです。」
と、説明しました。
「みんな要介護1の方がほしいんと違うんな?」
って言うので、こんな説明をしました。
「要介護1の方がたくさん使えるけど
たくさん使いすぎるとみんなが負担してる
介護保険料が増えるんですよ。
使ってる人の中に、ヘルパーを家政婦と勘違いしている人がいて
なぜもっと使わせない?なんて言うけど
それに同意してしまうと、どんどんみんなの負担が増えていきますよ。」
その人は
「ほんま、そうや。
みんなそんなこと分かっとらんのや。
何でも介護保険に頼らんと、自分でできることは続けていかないかん。」
って言ってくれました。
いつも言うように
必要な人に、適切なサービスは
提供しないといけません。
でも、無制限に使えるものではないんです。
それに、いつまでも元気で
介護保険を使わないのが一番でしょ。
少しでも健康寿命を延ばして
できれば人の手伝いもして
いつまでも住み慣れた自宅で暮らせるようにしましょう。
あ、でもそうなったら失業しちゃうか。
まあ、それもいいかな。笑
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!