おはようございます。
先日の香川県介護支援専門員協議会の研修は
成年後見制度についてでした。
私も成年後見の業務をしていますが
まだまだこの制度が知られていないんだなと感じることがあります。
この制度ができたのは介護保険と同じ時なので
もう20年以上になるんですが、まだまだ認知度は高くありません。
認知度どころか、ワイドショー的な話に踊らされて
「成年後見制度は悪い制度だ!」なんて言ってる人もいます。💦
でも、知らないだけってことが多くて
丁寧に説明していけば
「なんだ、そういうことなのか。」
と理解してくれることも。
反対に
「そんなこと言うて、結局は自分が勝手に使うんだろう!」
なんて、どこまで行っても平行線の人もいます。😢
(過去に「本人のお金で投資信託買っただろ!」なんて
思い込みで無茶苦茶な言いがかりをつけられたことも…。)
まだまだ知られていない状況なんですが、先日は嬉しい言葉をいただきました。
今はコロナで面会が制限されていること多いんですが
基本、月に1回は本人と面接して話をしています。
新しく受任した被後見人さんや
周りの支援者と情報共有をしていた時
「月1回面接にきます。」
と伝えたところ
「うわ~、良かったです。」
と、予想以上に喜んでもらえました。
以前、ほかの利用者に、社会福祉士以外の職域の方が付いたそうなんですが
毎月は訪問していなかったそうです。
いや、責めているわけじゃなくて
そもそも成年後見制度に
月1回面接なんて介護保険のような縛りはありません。
でも、反対の立場だったら?
自分の大事なお金や様々な契約のことを任せる人に
月1回も会わないなんて言うのは嫌でしょ?
だから、毎月訪問して話をするし
ぱあとなあでもそうしなさいって言われてるんです。
ただ、訪問してるから質がいいとは言いません。
が、選ぶ基準の一つにはなるでしょう。
まだまだ知られていない成年後見制度ですが
これから先の超高齢社会では必ず必要なものになります。
分からないときはいつでもご質問ください。
まずは知っていきましょう。
では、今日も張り切っていきましょう!