みんなに知ってほしいお金の話99　年金はなくなるのか？

私がなぜお金の話をするようになったのか。

福祉や介護の情報とともに
生活まるごとお金の相談も受けています、
独立型アドバイザーの大川です。

皆さんのお役に少しでもたてればと、
お金のメンタルブロックが強かった私の
数々の失敗も含め、
赤っ恥覚悟でまるごと書いております。(;^_^A

さて、今日のお話は

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年金はなくなるのか？

お金の相談にのっていると

「年金ってなくなるんですか？」

とか

「年金なんて払う意味あるんですか？」

という人がいます。

まあ、世間的にというか
ときどきとがったユーチューバーが
「年金なんかかけたってもらえないんだから払う必要ない！」
なんて言って、視聴率稼いでますけど(笑)

皆さんはそんなこと思ってませんよね？

当然ですが、年金はかけないといけません。

（言い切ります！）

なぜか？

今の高齢者を支えているのはもちろんなのですが
自分がもし、事故や病気で障害者になったとき
それが６５歳よりも若くても障がい者年金をもらうことができます。

これはきちんと年金を払っている人だけにある権利で
払っていないと受給資格はありません。

ちょっと話がそれましたが

当然年金は払わないといけない。

でも相談者が心配しているのは
自分たちがもらえるかどうか。
もらうときになったら年金制度がなくなっているんじゃないか
自分たちは払うだけ損なんじゃないか
ということですよね。

結論から言うと
年金制度はなくなりません。

ただし、もらえる額は減るだろうといわれていますし
そうなる予定です。

でね

何で年金制度がなくならないかというと

今の高齢者も私たちも支えないといけないから。
皆が払った年金の掛け金を一度
GPIF（年金積立金管理運用独立行政法人）というところにプールして
そこがちゃんと運用して増やしてくれているから。

ときどき、運用成績が悪い時にワイドショーなんかで
「私たちの年金が減った！」
と大騒ぎしていることがありますが

いやいや、そもそも値動きのあるものに投資してるんだから
世界的に株安とかなってるときは減るの当たり前でしょ

って、話なんですよ。

それこそ、ドルコスト平均法で積み上げていってるんですから
減ったときこそ買いのタイミング！

過去にも何度も同じことがありましたが
ちゃんと増やしてくれています。

ただ、年金制度はなくならないけど
私たちが老後に十分な生活ができるだけのものはもらえないでしょう。

これは自分の年金定期便を見ても思いますし
昨今の出生率、少子化の進み具合を見てもはっきり分かります。

だから、自分で何とかしないといけない。

今は定年も延長できるようになった。

これは、年金あんまり出せないから
いつまでも働いて自分で何とかしてね！

新しいNISAでは運用できる金額が増えて、非課税期間が永年になった。

これも、税金免除するなんていいの作ったんだから
老後資金は自分で準備してね！

っていう、政府のメッセージ。

何度も言います。

年金制度はなくなりません。

でも、もらう年金だけでは豊かな老後は送れないので
長い老後のために自分でも資金を準備しておきましょう。

ただし、貯金で増えないのは分かっていますよね？

だから、自分の働き方を考えて
お金の働かせ方をしっかり学んで
負けない（損をしない、減らさない）方法を取り入れましょう。

では、いつから始めるか？

それは、当たり前ですが
1日でも若い時から！

資産を大きくしていく仕組みを
家庭に取り入れていけるかどうかで、決まってくるしょう。

年金を払う、払わないの話が大事なのではなく
自分で足りない老後資金を作るための行動を起こすこと
そして、そのことに1日でも早く気づくべきということ。

YouTubeでいってることに踊らされずに
何が本当なのか、見極めて正しい行動をとっていきましょう！