みんなに知って欲しいお金の話213 配偶者控除 

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私がなぜお金の話をするようになったのか。


暮らしとお金 まるっと相談所
独立型アドバイザーの大川です。

皆さんのお役に少しでもたてればと、
お金のメンタルブロックが強かった私の
数々の失敗も含め、
赤っ恥覚悟でまるごと書いております。(;^_^A

さて、今日のお話は

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配偶者控除

 

年金の話しをしてしていると、
「専業主婦やパートで働いている妻はどれくらいもらえるの?」
という質問を頂きました。

 

夫が会社員の場合、
妻の基礎年金(国民年金)も夫の会社が負担するので、
妻は第3号被保険者となります。

つまり

会社員の夫を持つ妻は自身での負担なしに
年金保険料を納めたことになるため、
基礎年金(国民年金)を受給することが出来ます。

(時々専業主婦はズルい、なんて話が出てくるのはこの部分が元です。)

 

ただし、

夫が会社を退職したときや離婚、
パートをしている人なら自分の年収が130万円を超えるときには
国民年金第3号被保険者の資格をなくしてしまいます。

そうなったときは、

国民年金の第1号被保険者となるか、
もしくは、自分の勤め先の厚生年金の被保険者(国民年金の第2号被保険者)として
保険料を納めなければいけません。

 

でね、

ここでよく出てくる話が、

「夫の扶養から外れたくないので、
103万(130万)以内に収入を押さえたい。」

いわゆる103万の壁ってやつですね。

妻の年収が103万を超えると妻自身に所得税がかかり始めます。

それから収入が上がると、他の税金や健康保険料、
年金保険料などの支払い義務が生じてきます。

 

あ、違う違う!

今日伝えたいことはそういった細かいことではなくて、

とにかく年収の壁なんかを考えずに、
主婦(主夫)もどんどん仕事をして収入を増やしましょう!

という話なんです。

 

何で?
夫の扶養に入ってる方が節税できるじゃない?

と思う人もいるかも知れません。

でも、それってあなた自身のためになるんでしょうか??

 

もし、夫の扶養内で仕事をするとか、専業主婦でいることを選択すれば、
(それが悪いとは言いませんよ。)
あくまで私個人の意見ですが、
妻が年金をもらうようになったときは基礎年金(国民年金)のみになります。

確かに、自身が保険料の負担をせず、
年金を受給できるのでお得だと言えないこともないですが、
果たして本当にそうなんでしょうか?

 

つい数回前に書いたように、
老後2000万問題は今や老後4000万問題に変わっています。

※世帯でじゃないですよ。一人がですよ~!!

人それぞれ必要な額は違いますが、
少しでも多く資産を残す、
もしくは、年金の受取額を増やす必要があるということです。

 

なので、皆さん年金の受給開始年齢を遅らせたりしているのです。

ただ、

これも私個人の意見ですが、

人生を25年で区切って考えると、
0~25歳は親の庇護のもと暮らし、
25~50歳は家族のために暮らし、
75~100歳は誰かの手をとって暮らすのが予測されます。

自分の足で立って、自分の好きなタイミングで好きなところに、
誰にも迷惑をかけずに行ける、好きなことができるのは、
人生のうちで50~75歳のわずか25年の間なんだ!

って、考えています。

 

だったら、その時間を無駄にしたくない。

前にも言ってますよね。
人に必要なものは、「健康とお金と人間関係」

これらは一朝一夕に手に入れられるものではありません。
特にお金はコツコツとした地道な努力が必要です。

なので、出来るだけ多く稼いで、年金保険料を払い、
貯金で多く残したり、
投資などで資産形成や運用をしていくことをお勧めしています。

 

人それぞれ、理想の暮らしは違いますから、
強制するものではないですが、
ご自身の理想の未来をしっかり考えて、
そのための対策をしていきましょう。

 

暮らしとお金 まるっと相談所

では、

皆様の様々なお悩みをお聞きして
より良い暮らしを目指して
オーダーメイドの解決方法を提案します!

ちょっと相談したいわという方は、
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お気軽にご連絡くださいね。

 

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