みんなに知って欲しいお金の話234　金融所得課税

私がなぜお金の話をするようになったのか。

暮らしとお金　まるっと相談所
独立型アドバイザーの大川です。

皆さんのお役に少しでもたてればと、
お金のメンタルブロックが強かった私の
数々の失敗も含め、
赤っ恥覚悟でまるごと書いております。(;^_^A

さて、今日のお話は

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金融所得課税

自民党の総裁選が始まるので、
候補者となった人がこういうことをやります！みたいな話をしていますが、

そのうちの一人、石破さんが
「金融所得課税の強化を実行したい」
と、言っていましたね。

この金融所得課税って何でしょう？

これは、株式とか投資信託を売ったとき、
買ったときから値上がりして利益が出ていると、
その利益に対して約20％くらい税金がかかるのですが、
その税のことをこういいます。

今、話題になっている新NISAは、
この税がかからないので人気なんですね。

ただ、NISA以外で買った株式や投資信託などは、
今でも利益に対して約20％の税がかかります。

で、

石破さんはこの約20％の税を高める！
と、言ったんですよ。

今の総理、岸田さんも、
以前から金融所得課税の税率を高めたいと言っていた人。

ただ、総理になったときから、
なかなかそれを実行できなくなっちゃいました。

そりゃ、NISAを広めようとしている動きと逆ですからね。

しかし、金融資産を持っている人全員の税率を上げようとしたのではなく、
金融資産が多い人の税率を上げようとしていたし、
今回の石破さんも同じことを言っています。

では、もしこれが実行された場合どうなるか？

それは分かりません！

といういつもの話なんですが、
あえて、もしかするとこうなるかもという話をすれば、

「やっぱり投資なんかしても無駄なんだ～。」
なんて人が出てきて、
やっと始まった「貯蓄から投資へ」の流れが悪くなる。

「株で儲かっても税金高いもんな～。」
となって、株を買う人が減る。
そうすると株の取り引きが少なくなって、
株式全体の金額が下がってしまう。

やっと日本の株式市場が活気づいてきたのに、
また、失われた30年みたいになっちゃう。

富裕層が日本で株や投資信託の売買をやったときに、
高い税率がかかってしまうのを嫌がって海外に出ていく。

こんなことが想像されるわけです。

あくまで想像ですよ(笑)

ただ、そういうこともあるかもってことですが、
こういう発言が出ることによって株式市場も動いたりします。

政治と経済って、
やっぱり切っても切り離せないものなんですね。

教育資金やマイホーム資金、
老後のお金などで貯蓄や投資、節約など頑張ってると思いますが、
こういった日々のニュースも見ておくと、
関連性に気が付いて面白いと思いますよ！

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