おはようございます。
政府が超高齢社会に対応するため
何かの社会参加活動を行う高齢者を
2020年までに全体の80%へ引き上げる
って、17日の自民党の関係部会で提案して
認められたらしいです。
今でも半数以上の高齢者が
何らかの社会参加活動をしているそうなんですが
さらに参加する高齢者を増やすことで
健康寿命を延ばそうということです。
しかし…
皆さんならどう思いますか?
確かに70歳代ならまだまだ元気な人が多くて
新しいことにもチャレンジできるし
意欲的に外に出て、何かの活動にも参加できるでしょう。
でも、全員が外に出たいわけじゃないと思いますし
家の中で一人で楽しむ活動もあると思います。
先日、リハビリ職の人と話をしていましたが
「高齢になって、いつまでも元気でいましょう。
もっと、元気になりましょうって、言えないですよ。
みんな、もうゆっくりさせてくれって思ってるのに…。」
と言っていました。
そういう人もいると思います。
私も閉じこもりがちの人に
「デイサービスに行って気分転換してきたら?」
と勧めることがありますが
心のどこかで
「行きたくないわな~。」
って、思ってるときもあります。
したくないことを人から強制されるのは
拷問に近いものです。
それでも何とかやってもらおうというのなら
本人が「したいこと」を見つけて
その中から効果的なものを取り入れないと
いくら「これをやると元気になるよ。」
と言って、嫌いなものを勧めても
聞いてくれないのではないでしょうか。
結局、人は誰でも
したいこと、好きなことしかしません。
その嗜好を見つけてケアプランに反映しましょう。
なかなかしたいことが見つからない。
目標を持ってくれない。
仕方ないです。
それでも、何度も利用者に
「何がしたい?何が好き?」
と、問いかけていきましょう!
では、今日も寒いです。
カイロを貼り付けて、頑張っていきましょう!