おはようございます。
先日、特養のデイサービスを利用していた95歳の利用者が
コロナに感染したことが原因で亡くなったのは
施設側の対策が不十分だったのが原因と
遺族が法人に計2750万円の損害賠償を求め
裁判を起こしたとのニュースがありました。
んん~~~
家族の悔しい気持ちも分からないでもないですが
どうなんだろうなぁ
何とも言えないなぁ
と、複雑な気分になりました。
この方、基礎疾患に糖尿病があったそうで
その持病がコロナに感染したことで悪化し
死に至ったと遺族は訴えているようです。
しかし
あえて言いますが
こんなことばかりでは
介護保険や障害福祉のサービスを提供する事業所は立ち行かなくなります。
今のコロナ禍でも利用者の身体や認知機能の維持、向上
自立支援や安全の確保、家族の介護負担の軽減などのため
サービス事業所はできる限りの対策を行いつつ事業を行っています。
どちらがどうという話ではなく
感染予防の対策も、精いっぱい行ったうえで感染したのであれば
これは避けられないことだったのではないかと考えるのです。
だって、感染予防しても現状あちこちで感染者出ていますよね。
施設や病院から感染者が絶対出ない、なんてことはあり得ないんです。
もちろん、出していいということではなく
できる限りの対策はしなくてはならないでしょうし
コロナが収まったとしても継続しなくてはいけないことです。
ただ、施設側の落ち度だと責めるのはどうかなと思うのです。
ですから、家族のやり場のない気持ちも理解できますが
今の状況で、対策、対応するのは裁判ではなく
感染症対策と自分で行う免疫力の強化ではないでしょうか。
何度も言いますが
今回の訴えが悪いと言ってるわけではないですよ。
今できる最善の策を考えていきましょう。
では、今日は雨です。
一日中降りそうなので、運転に気をつけて
笑顔でいきましょう!