おはようございます。
今日のタイトル見て
「え?当たり前じゃん?」
と、思った方
ですよね~。
ですが!
やっぱり
アセスメントが介護保険では重要だと思うんですよ。
先日こんな相談を受けました。
要介護2の認定が出ていると電動ベットが借りられる。
だから
「電動ベッドを勧めました。」
ケアマネが担当している利用者や家族に
「介護2が出てるから電動ベッドをここに入れましょう。」
と、言ったらしいんですね。
でもそれは
「借りることができる」
のであって
絶対に借りなくてはいけないものではない。
ここの利用者さんと家族は
「いらない」
と、借りなかったそうですが、
アセスメントをして必要と考えたのか、
それとも要介護2だから借りられる。
だから、電動ベッド。
だったのか?
根拠はアセスメント
本当にその人に電動ベッドが必要だったのか?
その根拠はアセスメントにあります。
アセスメントでどうしても必要だと出ているのに、
利用者や家族が「いらない」と言ったとしたら、
そのときは
〇〇に支障があるけれども、
福祉用具などで環境を整えることで改善できる可能性が高い
など
根拠と改善方法と予後予測を伝えましょう。
〇〇をすることで
このくらいまで改善される
もしくは、
自立が支援できることを伝えたうえで、
それでも「利用しない」
というのであれば、
そこは、1回引きましょう。
介護度は根拠ではない
要介護度が出たことによって、
それを根拠に
「介護1だから〇〇が使えますよ。」
みたいな説明をしてはいけません。
要介護度は根拠ではなく、
使える枠(限度額)を示しているものです。
同じ要介護1でも
要支援1に近い要介護1もあれば
要介護2に近い要介護1もあります。
同じ状態像ではないのです。
同じ要介護度だったら同じケアプラン。
そんな提案をすることがないよう、
しっかりアセスメントをしていきましょう!
それが結局は自分を守ることにもなるんですからね。
では、今日も前向きにいきましょう!