おはようございます。
昨日の続きです。
高齢になってくると運動量も少なくなり、腸の動きも低下します。
そのため、便秘を起こしやすくなります。
その上、トイレが近くなると困ると思い、水分を制限する傾向があります。
ですから、ますます便秘になってしまいます。
でも、ごぼうなんかを食べると便秘が治ると思い、たくさん食べてしまう。
季節の食材、竹の子やフキも好き。
でも、これは消化が悪い食べ物。
そして
消化の良いものを食べようと思っても、自分で調理することがだんだん面倒になってきます。
そうなるとお惣菜を買ってくることが多くなります。
お惣菜は油で調理したものが多く、これもイレウスでは避けたい食べ物に入っています。
惣菜のほかにも油の多い、カップ麺などを食べていたりします。
高齢者なりに食事内容には気をつけているんですが
好みの食材が消化の悪いものであったり
体力的に配慮した調理が難しかったり
日々行う生活習慣が便秘を誘発するようなものであったり
なかなか医師の言うような食生活、日常生活ができません。
ただ、病気になりたくてこういった食事を摂ったり、生活習慣を送っているわけではなく
「できない」
という状態なのかも知れません。
ケアマネは医師や看護師から意見を聞いて
それをケアプランに反映させなければいけません。
また、反映させるには、利用者や家族にきちんと説明して
理解してもらわなければいけません。
自分自身か理解していないと、うまく説明することはできないでしょう。
毎回ここでも書いていますが、いろいろな情報を集めて、理解して
うまく説明できるようにしましょう。
「介護系、福祉系出身だから分かりません」
というのは言い訳です。
分からなければ医師や看護師に聞く、ネットや本で調べましょう。
では、今日も暑いですが、前向きにいきましょう!