おはようございます。
カナダからのお客様のお話の続きです。
カナダにも成年後見制度ののような制度があるそうです。
で、質問を受けたのが
「その人が成年後見制度が必要かどうかって
誰がどのように判断するんですか?」
う~~ん
医師の診断書とか福祉職の書く本人情報シートなどからでしょうね。
そもそも
一番初めに
「この人には成年後見制度が必要かも・・・。」
と、判断するというか、考えるのは
一番身近にいるケアマネとか医療職でしょうか。
そんな話をすると
「カナダでは厳格に基準が決められていて
チェックシートが何枚もあったりして
みんなそれが大変だし、責任重大だからやりたがらない。」
なんだそうです。
ということは
サポートが必要な人が困りませんか?
と聞くと
「だから困るんですよ。」
以前は成年後見の申し立てをする人がいなくて
市長申立ての相談に行ったら
「お金ないのに必要ないでしょ」
と、断られたことがありました。
でも
お金のあるなしではなく
本人の権利を守るために成年後見人が必要なんですよ。
カナダって日本よりも福祉は充実してるし
凄く素敵な国だと思ってたんですが
そんな一面もあるんだなぁ
と、びっくりした話でした。
では、今日もいいお天気です。
張り切っていきましょう!