おはようございます。
さて、アセスメントを行なったら次は何をしますか?
そうですよね。
ケアプラン原案を作成します。
第13条の八号に
ケアプランは利用者の生活の質に直接影響する重要なものであることを十分に認識し
原案を作成しなければならないとあります。
ケアプラン原案は
利用者の希望や
利用者についてのアセスメントの結果から
専門的見地に基づき
利用者の家族の希望および
当該地域における指定居宅サービス等が提供される体制を勘案したうえで
実現可能なものとする必要がある
と書かれています。
ケアプラン原案を作成するときには
一番は利用者の希望を大事にします。
二番目に利用者のアセスメントを専門的に見た結果、必要なことを盛り込み
そして
三番目に利用者の家族の希望とその地域にあるサービスを考えて
実現できるものとしましょう。
でもね
利用者の希望が一番目に来ないといけないのに、これがなかなか難しいんですよ。
自分のケアプランをじっくり振り返ってみてください。
本当に利用者の希望が一番に来ていますか?
実は家族の希望を一番に持ってきてるっていうことはないですか?
「いえいえ、利用者の希望が一番です。
利用者が○○デイサービスに行きたいと言ったんです。」
こんな返事をする人がいますが、本当にそれが利用者の希望ですか?
表面的な希望を聞き取ることに終始していませんか?
ここで言う利用者の希望とは、サービスの希望ではなく
「どうなりたいか」
という目標のことです。
それをしっかりと聞き取らないと、表面的なケアプランになってしまいます。
ケアプランを見ただけで、その人がどんな人か分かるようなものにしましょう。
(って、それが難しいんですけどね…)
では、今日も張り切っていきましょう!