おはようございます。
ショートステイ利用中の福祉用具貸与について、続きです。
ショートステイ利用中に、モニタリング訪問に行くと思いますが、短期間なら自宅で行い
長期間になると利用中の施設に行きモニタリングを行うと思います。
この時、どちらでモニタリングを行うかというのは、利用者が過ごしている時間の長いほう
月のうち、概ね半分を過ごすほうを「居宅」と考え、そちらの方へモニタリング訪問するようになります。
ただ、今回の話のように、自宅でも福祉用具を利用したいという場合は
少し話がややこしくなります。
短期間(ショートの利用が半月を超えない期間)ショートステイを利用していて
その期間以上自宅で過ごし
自宅でも福祉用具を使っている場合は、自宅でモニタリングをします。
(ショートステイ先に行ってはいけないということではありません。
ショートステイ利用中の状況を確認するのは必要なことですので、必要があれば訪問してモニタリングしてくださいね。)
反対に、自宅で過ごすほうが短い場合
例えば
ロングショートを使っていて、月のうち数日だけ自宅に帰ってくる場合
こんな時は、ショートステイ先の施設でモニタリングをしていると思います。
しかし、今回のように自宅に帰ってきたときに福祉用具を使うときは
「自宅でもモニタリングを行ってください。」
と、介護保険課から指導されました。
どういうことかというと
自宅でなぜ福祉用具が必要なのか?
それは、自宅の住環境や、移動動線
本人の身体機能
家族の介護力
などをアセスメントしないと判断できません。
そして、引き続きその福祉用具が必要で
自立を支援するために、それを適切に利用できているか
モニタリングする必要があります。
「単に福祉用具を自宅に置いておきたいから。」
という理由では
「介護保険での保険請求はできませんよ。」
ということです。
このように福祉用具を特殊な方法で利用する場合は、あらかじめ介護保険課と相談の上
モニタリングはショートステイ先と自宅の両方必要ということになります。
手間がかかると思いますが、論理的に考えていくと、その理由は納得できるものだと思います。
利用者の自立を支援するために、頑張りましょう!
では、今日も前向きにいきましょう!