おはようございます。
先日実家から1番なりのスイカをもらってきました。
皮が分厚くて白いところが多いスイカですが
とても甘くておいしかったんです。
そのスイカを切りながら子供の頃のことを思い出してしまいました。
うちの母の実家が大阪にあったんですが
夏休みになると大阪の祖父のところに毎年遊びに行っていました。
その祖父が固い部分を除いたのスイカの分厚い皮を
いつも糠床につけて漬物にしてたんです。
あんまりお金もなかったのかなと、今となれば思うんですが
非常にものを大事に使ったり食べたりする人でした。
穏やかな人で声を荒らげて怒るような事は1度もなく
私達、孫もとても可愛がってくれました。
小学生から中学生、高校生としょっちゅう手紙をもらいました。
昔の仮名遣いをする人だったので
今の「○○しましょう」が「○○しませう」だったり
「そういうこと」は「さういふこと」
今では懐かしい思い出です。
とってもよく可愛がってくれた祖父ですが
私が専門学校に通っているときに肺炎で亡くなってしまいました。
寒い時期でした。
凄く悲しかったの覚えています。
ところがそれから10年ぐらい経ってからでしょうか
その祖父と私に血縁関係がなかったことを知りました。
うちの母も何も言いませんでしたから全然知らなかったんですが
母の実の父親は、母が生まれてすぐ亡くなっており
祖母の再婚した相手が私の知っている祖父だったわけです。
でもそんなことに私はちっとも気が付かないくらい
とてもとても大事にしてくれました。
祖父がもし生きていたら
昨今の子どもを虐待して死なせる親のニュースを
どんな気持ちで見たんだろうか。
分厚いスイカの皮を見ながら思ってしまいました。
ちょっとノスタルジーに浸ってみました。
では、今日も笑顔でいきましょう!