おはようございます。
テレビを見ていたら、今はやりの終活について特集されてました。
介護や困窮の仕事をしていると、人が亡くなる場面に出くわすことが多いので
以前から終活はとても興味のある、やりたい分野なんです。
名古屋のNPO法人、きずなの会に行って話を聞いたこともあります。
今でも、身寄りのない高齢者の緊急連絡先になっているので
年に1~2回は救急隊員から電話がかかってきたりします。
この人が亡くなった時は
きっと私ともう一人の緊急連絡先の友人が葬儀するんだろうな…と思ってます。
今回テレビでやっていたのは、横須賀市が行政で行っている事業。
「エンディングプラン・サポート事業」
というもの。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3040/nagekomi/20150619.html
要件はありますが、行政が最後まで面倒を見てくれるようです。
いや~、すごい!!
行政がここまで踏み込むなんて。
勇気がいったんじゃなかろうかと思いますが
これからどんどん増える独居高齢者に対するサポートとしては
絶対に必要なものです。
この前、マンションで一人暮らしする高齢者に
どうかかわればいいのか悩んでいるという話を書きましたが
こういった事業がもっと増えてくれば
少しはその悩みが少なくなるのでは…と期待しています。
ただ、始まったばかりの事業で
今後いろいろなトラブルや、新しい困りごとが出てくるでしょう。
しかし、ぜひともほかの自治体(高松も)でもやってほしい事業だと思います。
また、この事業では
リビングウィルや亡くなった時の葬儀についてサポートしてくれますが
それまでの転居や施設入所の保証人については対応していないようです。
この部分も身寄りのない高齢者が困るところです。
今後、何らかの事業、制度を作っていかないと
行き場をなくしてしまう高齢者が多くなると思います。
社会保障費が増えているので、何から何まで支援できません。
お金のある人からは料金をもらわないといけないでしょう。
それでも時代に合わせて、制度や事業を変えていかないといけないと思います。
スクラップ・アンド・ビルド
既存の制度、事業で、時代に合わないものは壊し
時代に合ったものを作っていく。
それもスピーディーに行う。
行政サービスにもそういったものが求められているのではないでしょうか。
漫然と同じ事業を行わないよう、現場からも声を上げないといけないと思います。
では、今日も前向きにいきましょう。