おはようございます。
この前の、パワハラ、パタハラ対策に続き、
これも注意が必要なので…。
仕事をしていると、
同僚や部下、上司の個人的な事情について見聞きすることがあります。
中でも「持病」について、
ついつい、本人の体調を気遣うあまり、
「〇〇さんは、△△っていう病気があるから、
残業とかしないように気を付けてあげてね。」
なんて、言ってませんか?
それ
アウトです!!
配慮もダメなのか?
配慮がダメなんじゃなくて、
それを本人が望んでいるかどうか、
また、
病名を周りに伝えてもいいかどうか、
ってことが問題になってくるんですよ。
何度も言います。
配慮はしてくれたらいいんです。
配慮するな、大事にするなってことを
言ってるんじゃありません。
その病名を周りに伝えることを、
本人が事前に同意しているかどうかが問題なんです。
特に病名は、本人が気にしていることもあるなど、
配慮が必要な「センシティブ情報」と言われるものです。
本人が望んでいないのに、
周りに勝手に伝えた!
ということになると、
最悪、訴訟!なんてこともあるかも…。
絶対に言えないの?
というと、
そういうわけではありません。
雇い入れをするときとか、
会社の規定が変わったときとかに、
病名を含む個人情報の取り扱いについて明示すること。
そして
それを全従業員に周知しておくこと。
そういった事前の対策をしたうえで、
伝えるべきところは伝えていきましょう。
また、1度周知したから、
事業所内に掲示しているから、
では、
対策は不十分です。
折にふれて何度も伝えていきましょう。
伝えているのと、
理解されているのは違いますよ。
では、今日も張り切っていきましょう!