おはようございます。
3月3日
ひな祭りですね~。
さて、昨日の続きです。
暫定でケアプランを作成しなくてはいけないとき。
末期癌なのでどうしても電動ベッドを入れてほしいと言われている。
でも、介護度が分からないし、今の本人の状態なら要介護1かもっと低いかもしれない。
どうしたものか…。
こんな時には、もちろん知っていますね。
「軽度者福祉用具貸与アセスメント表」
皆さん何度も使ったことがあると思います。
電動ベッドを借りようとする、要介護度の低い人は
このアセスメント表に主治医の意見を書いてもらい、ケアプランに位置づけ
担当者会議できちんと話し合いをしたうえで、介護保険課に提出するようになります。
すべてが認められるわけではありませんが、主治医からⅡの
「疾病その他の原因により、状態が急速に悪化し、短期間のうちに福祉用具の貸与が必要な状態になることが確実に見込まれる者」
という意見がもらえていれば、可能性は高いように思います。
ただ、病院から「急いで退院の準備を」と頼まれたとき
のんびりとしている間はありません。
こんな時に連絡してくるのは地域連携室の医療ソーシャルワーカーや
退院支援担当の看護師が多いと思います。
そして、カンファレンスへの参加を依頼してくることが多いのではないでしょうか。
できれば、そのカンファレンスまでに
「軽度者福祉用具貸与アセスメント表」
を作成してもらえるよう、頼んでみましょう。
アセスメント表は上のURLからダウンロードすることができます。
市の介護保険課のホームページです。
できるだけ早急に対応できるように、段取りを組みましょう。
また、カンファレンスに主治医が参加してくれれば一番ありがたいのですが
出てこられないことも想定して、先に質問等ソーシャルワーカーを通じてしておきましょう。
利用者や家族には聞きにくいですが、余命や今後どのように状態が変化すると予想されるのか
そんなことも突っ込んで聞いておきましょう。
末期癌の人の状態は急激に変化します。
状態が悪くなってからあわてて段取りをしているのでは間に合いません。
主治医からあらかじめ予後予測を聞いておき
先を予想しながらケアプランを作成していきましょう。
では、金曜日です。
今日一日頑張りましょう!