おはようございます。
ダブルケアラーについて研修を受けました。
これは
「子育てネットひまわり」が
作ったダブルケアラー応援手帳をもとに行ったものです。
以前にも書いたので
それを読んだ方は介護と育児を同時に行っている
ダブルケアラーがいることは知っているでしょう。
実はダブルケアをしているのは
子育て中の若いお母さんだけじゃないんです。
仕事に行く若夫婦の代わりに子育てしながら
おっきいおじいちゃん、おばあちゃんを介護している
祖父母世代もいます。
障害を持つ子供(といっても成人している)を介護しながら
親の介護をする人もいます。
また、一時的であっても
怪我や病気をした若い家族の介護と
同時に子育て中の人や親の介護中の人
これもダブルケアになるのではないかと思います。
一口にダブルケアと言ってもいろんな形態があり
ひとつとして同じケースはないということが分かりました。
今回、今月の20日過ぎに第3子の出産を迎える
ダブルケアラーのお母さんが来てくれていました。
結婚のときにすでに介護が始まっていて
その後の出産、子育てもあって大変だったと言っていました。
その中でも何が一番大変だったかというと
ショックなことに
「ケアマネの知識不足」
だったそうです。
介護している家族から質問や指示をしないと
何も提示してくれない
動いてくれない。
ケアマネを何度か変えて
やっといい人に出会えたそうです。
これを読んでくれている人は
ケアマネや社会福祉士として
介護保険の利用者や地域の人からの
いろんな相談にのっていると思いますが
相談者だけでなく
介護者の状況や家庭環境、介護力などを
きちんとアセスメントできるようになりましょう。
そして、ひとつの型で考えることなく
いろんな角度から見て困りごとに気づきましょう。
在宅で暮らしていくためには
家族や周りに人、誰かの力が必要です。
しかし、その人たちにもいろんな困りごとがあります。
そこを考えずにプランを作っても
うまくいかないでしょう。
介護者の表情や様子、話しぶりにも気を配りましょうね。
では、金曜日です。
後一日頑張りましょう!