まんだむさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
ケアプランを作るとき
2票のニーズや目標が
サービスを受けることを目的としたものになってしまう・・・
というのがよく問題になります。
何度も
「デイケアにいってリハビリをするのが目的じゃないよ。
リハビリをして、どういった生活を送りたいか
手に入れたいかが目的にならないといけないんだよ。」
と言っているのですが
ついつい、利用者や家族の
「リハビリ続けたいな~。」
という言葉をそのまま受け取ってしまうんですよね。
その気持ちよくわかるんですが
もう少し踏み込んで
「例えば、リハビリをしてしっかり歩けるようになったら何をしたいですか?」
っていうような質問をするなどの工夫が必要です。
しかし
振り返ってみると
こういう私の話もあまり伝わっていないのではないかと
私の説明の仕方が悪いんじゃないかと気が付いたんです。
ケアプランの話ではないんですが
丁度、知り合いが子供とのやり取りで気づいたことを
ブログに書いてくれていたのでそれをシェアしようと思います。
ブログはこちら↓
(歯科衛生士&パワポ講師の藤澤さえさんのブログ)
娘さんがクリスマスプレゼントに欲しがったおもちゃ。
それは「すみっこぐらしのカメラ」だったそうなんですが
実は「カメラ」がほしかったのではなく・・・
という話なんです。
子どもが発した言葉だけで
「そうなの、カメラがほしいのね。」
(見せかけのニーズ)
で、カメラを買ってしまわないで
「どうしてカメラがほしいの?」
と、理由(隠れたニーズ)を確認する。
それができるのって、すごいなと思うんです。
そして、その後の
「物が欲しいのではなく、体験がほしいのだ」
(隠れていた本当のニーズ)
という結論付けも
そこを分析する能力と
言語化できる能力があってこそなんですよね。
さて、ケアマネは相談援助職です。
ケアプランを作るだけでなく
その前のアセスメントで利用者の隠れたニーズを明確にする。
そこが求められる職種です。
表面上に出てくる見せかけのニーズだけを見ずに
隠された本当のニーズを明確にしていきましょう。
では、今年もあと少し。
張り切っていきましょう!