おはようございます。
3月の末に毎年行われる集団指導
今回、聞きに行った人から
ちらりとまた聞きです。
「利用の契約を断るな」
というようなニュアンスで言われた・・・。
私は出ていないので
どういったニュアンスで言われたのかは分かりません。
なので、中立的な立場で書きますね。
確かに、介護保険の利用者というのは
社会的に弱者の立場になるので
それを一方的に断るのはいかがなものかと思います。
ただし
正当な理由があれば断ることは出来ますし
正当な理由があるのに断らない場合
もしかすると、利用者に迷惑をかけてしまうかもしれない・・・
そう考えることも必要だと考えています。
介護が措置から契約になったとき
利用者と事業者は”対等の立場で”契約を行う
と、なったはずです。
それがいつの間にか
事業者の方が下のポジションになっている気がします。
昨年でしたか
埼玉で訪問診療にいっていたうちで
猟銃で撃たれて亡くなった医師がいましたね
あの家庭はどの病院ともうまくいかず
どこからも断られていた家庭でした。
それを、あの先生は
「自分が何とかしてあげなくては」
という、善意で関わり
最後は命を落とすまでになりました。
介護保険の言う”正当な理由”が何にあたるのか
そこもはっきりさせておく必要がありますが
”なんだかおかしい”
そう感じる心、直感も大事にしなくてはいけないのでは?
とも思います。
最近になって、ようやく
医療や介護、福祉の現場のハラスメントに注目が集まるようになりました。
現場のハラスメント問題は
今に始まったことではありません。
昔からずっとあって
みんな我慢してきてたのです。
断るなというのであれば
そのあたりの対策やフォローを
完璧にしてくれることを期待しています。
というか
もちろんしてくれているのだと確信しています。
行政さん
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、まだまだ桜も見頃です!
今週も頑張りましょう!