おはようございます。
全国大会の続きです。
分科会の2題めは「リハビリテーション会議」の現状と今後の課題。
ケアマネ業務をしていて気が重いのが
主治医のところへ伺って意見を聞くこと
もう一つ
リハビリテーション会議に出席すること。
「この二つがとってもいや。」
っていう人が多いかなと思います。
なぜかというと
「主治医に会っても何を聞いていいのか分からない。」
「なんか怒られるんじゃないか、実際怒られたし…。」
「リハビリ会議に行ったけど話しすることなかった。」
「なんか会話についていけなかった。」
なんて理由が挙げられます。
とどのつまり
「なんか的外れの変な質問や意見を言って、馬鹿にされたらいやだな。」
っていうのが本音じゃないかな?
主治医に対しては(もうこれは仕方ないですよね)
なかなか苦手意識は変えられません。
リハビリ会議に行きたくないっていうのは
会議の進行をリハ職が行うため
いつも担当者会議の進行をしているケアマネにとって居心地が悪い。
しゃべる機会がなくて、アウェイ感満載になっているからでしょうね。
このリハビリ会議っていうのはどういうものでしょう。
参加者は医師やリハビリを担当する職員、ケアマネージャーなど。
その人たちが利用者のアセスメント結果
(これはケアマネのアセスメントではなく
リハビリ職の行ったアセスメントなので視点が違います。)
などを共有し
生活や支援の目標やその期限
具体的な支援方法やその回数
誰がどのように関わるかなどを話し合って
リハビリ計画を作成するための会議です。
書いてみると、視点がリハビリ職からのものであるだけで
ケアマネの行う担当者会議と変わらないですよね。
ただ、介護や福祉系の出身のケアマネからすると
医療の専門用語が多いために
「話についていけないな~~。」
って思ってしまうんでしょうね。
でも、この発表をしてくれた人の研究によると
リハビリテーションを始める前に
リハビリ会議を行った場合とそうでない場合を比べたところ
リハビリ会議を行ったケースは
明らかに心身機能、IADL、介護度の改善がみられたそうです。
みんなで情報や目標を共有して
その達成状況を確認することで
意欲の向上、活動や参加が広がっていったと予想されるとのこと。
しかし…っていうところで
明日、もう少し書きますね。
連日、猛烈な暑さが続いています。
水分補給、適度な休憩を取り、無理をせずに過ごしましょう。
では、今日も元気にいきましょう!