おはようございます。
昔、介護保険が始まる前
高齢者の福祉サービスは行政の措置でした。
障害福祉サービスもそれに遅れて契約でのサービスに変わりました。
契約に変わる前は措置だったので
利用者はサービスを選ぶことはできませんでした。
契約に変わってからはサービス事業所も
サービス内容も自分で選べるようになりました。
ケアプラン(介護計画書)は
ケアマネジャーや相談支援専門員がアセスメントし
それをもとに作っていきます。
計画について意見を出し合う担当者会議には
本人も積極的に参加し、サービス事業所とも相談しながら
皆で協力して作り上げていきます。
そこにはお互いに相手のことを尊重する姿勢が求められます。
誰かが自分の言うこと強制する場ではありません。
利用者の言いなりになって作るものでもありませんし
ケアマネや相談支援専門員が自分の意見を押し通して作るものでもありません。
ケアマネや相談支援専門員が中心になって作りますが
適切なアセスメントを行ったうえで必要なサービスを考え
それに対してそれぞれサービス事業所が専門的意見をだし
みんなで協力して作るものです。
その力関係は公平で平等。
誰かが強制的に決めていくものではありません。
なぜ、こんなことを言うかというと
先日驚くような話を聞きました。
「利用者が言うことを聞かないんだったら
私も退くし、サービス事業所も全部外してやる。」
そんなことを言った人がいたそうです。
誰とは言いませんが
何を勘違いしてるんでしょうか。
どちらが上だの下だのいうことではないんです。
サービスの調整をするようになると
ときに自分に力があると勘違いすることがあります。
そんな勘違いをしないように
自分を戒めつつ仕事に向き合いましょう。
月曜から良い話でなくてごめんなさい。
でも、前向きに元気にいきましょう!