おはようございます。
介護保険の給付管理をするのが
ケアマネの仕事の一つですが
時々、上限管理(支給限度額の上限管理)を気にするあまり
必要なサービスを入れない
という話を聞きます。
そんな相談を受けた時は
限度額を超えてもいいかどうか
利用者本人に確認しているのかを聞いています。
すると、時々
「いえ、聞いてません。」
と、いう返事があったりするんですね。
これは、きっとそのケアマネが
本人の負担を考えて
初めから限度額を超えないように
調整しているということなんだと思うんですが
なぜ、本人に超過してもいいかどうか
確認しないのでしょうか?
介護度によって使えるサービスの量は違います。
でも、本人の状況によっては
限度額以上のサービスが必要な場合があります。
そんな時
介護保険制度では
「限度額を超えて利用しても良い。」
となっています。
ただし
「限度額を超えた分は全額自己負担となります。」
そのことについて
介護保険を利用し始めようとしたときに説明していると思いますが
初めての時は皆さんなかなか覚えていられないものです。
何度も説明したり
限度額超過をしそうなときにも
再度説明して、試算した利用票を見せるなどして
利用者や家族が、自分たちの判断で選べるようにお手伝いしましょう。
まずは
説明責任を果たして
利用者、家族が判断できるようにすること。
それが一番大事なんですよ。
いつも言っていますよね
「初めに言えば説明。
後から言えば言い訳。」
初めに、伝わるように説明しておきましょう。
では、今日も楽しんでいきましょう!