おはようございます。
今、漫画なんですが流行っている本があるそうです。
「君たちはどう生きるか」
80年前に書かれた児童書を、今、漫画にしたんだそうです。
80年前というと、戦争の真っただ中。
なんでもかんでも検閲される時代
言論弾圧のひどかった時代に書かれたものです。
書きたいことが書けない時代に
「児童書なら書ける!」
ということで、児童書の形を取りながら
人々に深く考えさせる名著だそうです。
https://ddnavi.com/review/403043/a/
この本を書いたのは「吉野源三郎」という人。
岩波少年文庫の創設にも尽力した編集者で児童文学者。
この本の主人公はコペル君という中学2年生の男の子。
お父さんは亡くなっていませんが
親戚のおじさんがいろいろな相談に乗ってくれ
ノートに助言を書いてくれたりします。
この本のなかで著者が言論弾圧にも負けず書きたかったこと
伝えたかった事とは?
この本の紹介をテレビでも見たんですね。
そこで言っていたのが心に残りました。
きれいな、上っ面だけの言葉を並べても
心と心は通じない。
言葉が上滑りしてしまうことってありますよね。
上手に言わなくていい。
相手と心が通いあうような会話をしないといけない
ってことですね。
また
決して周りに流されず
信念をもって
自分で考えろ
…とも。
ふらふらと相手によって言うことを変えていると
やはり信用されませんよね。
一度本屋で探してみようと思いました。
では、土曜日です。
先週に引き続き、台風が近づいていますが
良い休日をお過ごしください!