おはようございます。
今年度、香川県介護支援専門員協議会では
香川県からの委託を受けて研修を行うようになります。
それに伴って、全体の研修の方向性を少し変更していきます。
以前から言っていますが、5月の総会は会員限定。
年間の研修については、委託研修は無料で誰でも参加できますが
年度末に行う来年度の介護報酬改定については会員限定で行うようになります。
県の委託研修について、先週の土曜日に
日本介護支援専門員協議会の吉良委員と
香川県の高橋さんと一緒に話をしましたが
「基本的なことを理解してもらわないと、応用もできない。
今一度、基本に立ち返って、勉強してほしい。」
と言っていました。
「でも、何年もケアマネやってきている人に、それを言うのもな~。」
と、少々気が重いのですが…。
しかし、これをやっていかないと専門職としての地位向上もありませんよね。
確かに試験に合格してケアマネになりますが
試験に出てきた内容と、ローカルルールで運用できる部分が違っていたりします。
基本をしっかり押さえずにローカルルールだけを覚えてしまうと
介護保険の基本理念がずれてしまう可能性があります。
それと、吉良委員が言っていたのですが
「アセスメントとはなんですか?と質問すると
『情報収集です』と答える人がいる。」
皆さん、質問です!
同じことを聞かれたら、なんと答えますか?
まさか同じ答えじゃないでしょうね~。
アセスメント=課題分析
情報を収集し、それを分析して課題(ニーズ)を抽出する。
それをアセスメントと言います。
ここでも何度も書いていると思いますが、しっかりアセスメントをしていないと
全部同じようなケアプランになってしまい、その利用者がどんな人なのか見えてきません。
まだ4月で、新人さんももしかするとこれを読んでくれているかもしれません。
新人でなくても、今一度基本に立ち返るために
しばらくケアマネジメントについて書いていこうと思います。
では、月曜日です。
今週も張り切っていきましょう!