今度は通所介護

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おはようございます。

 

選挙も終わったからか、介護給付費分科会が次々と開催されてますね。

 

先日は第150回介護給付費分科会がありました。

この資料についても必ず目を通しておきましょうね。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000184019.html

 

この回は通所介護や通所リハ、訪問リハや訪問看護などについて。

次回の改定では訪問介護と同様、通所介護にも厳しいものになりそうで

大規模な通所介護の単価を下げるとか

時間区分を今までの2時間ごとから

1時間ごとの区分に変更する案などが出ています。

 

この案が通れば、どの事業所にとっても厳しいものとなるでしょう。

 

7時間以上9時間未満の通所事業所なら

たいていの場合7時間15分程度のサービス提供だと思うんです。

それが、1時間ごとの時間区分になるなら

今までと同じ単価をもらうためには

きっと8時間以上の時間設定が必要になると予想されます。

 

7時間15分のサービス提供では

今より単価が下がるでしょうね。

 

その上に大規模事業所の単価が下がるとなれば

ダブルで打撃を受けるようになります。

 

おまけに機能訓練型の事業所で

リハ職(PT、OT、ST)を雇っていないところは

多分、これも基本単価を下げてくるのではないでしょうか。

 

そうなったらダブルどころかトリプルの打撃です。

 

確かに介護保険という公的な保険ですから効果が出ないのでは困ります。

社会保障費を食いつぶすだけのものになっても困ります。

 

でも、国の持っていきたい方向性は「在宅」ではなかった?

訪問介護、通所介護をこれだけたたきにかかっていたら

在宅で介護しようという掛け声とは、逆方向に行ってるようにしか見えません。

 

まだまだ介護給付費分科会は続きますが

資料をよく読んで、職能団体にも意見を言ってもらえるように

自分たちの意見をしっかりと出していきましょう。

 

では、月曜日です。

今週も張り切っていきましょう!