おはようございます。
社会保障審議会・介護保険部会の話題、まだ続きます。
これは新聞にも出たので、見た人もいるでしょう。
「介護保険、3割負担に」
「ええっ!!」
って、驚いた人もいると思います。
「だって、2割負担になったのもつい最近(昨年の8月)のことなのに、また上がるの?」
と思いますよね。
今回の負担増は
現役並みに所得の高い高齢者(単身者の場合、年金のみの収入が383万円以上)についてです。
介護保険サービス利用料の利用者負担を、現在の2割から3割に引き上げる案を示しています。
また、高額介護サービス費の上限も、課税されている一般世帯では
現在の37,200円から、44,400円に引き上げる案が出されています。
これ厳しいですよね。
だって、2割負担になっている人は、皆ここに入ってしまうんですから。
上限いっぱいまで使う人は、今までより、月額7,200円負担が多くなってしまいます。
詳しくは下記URLから確認してください。
現在2割負担をしている人は約60万人とされているみたいですが、そのうちの10数万人が3割負担になる見込みとか。
医療保険でも現役並みの所得がある高齢者が3割負担なので
介護保険でも同じように負担してもらおう
と、いうことのようです。
ただ、法案が通ったわけではありませんし、実施時期もいつになるのか不明です。
まだまだ社会保障審議会・介護保険部会は開催されますから、その資料やニュースなどにはよく目を通しておかないといけません。
次回の改定は、医療と介護の同時改定なので、大きな影響が出ると思います。
今から利用者や家族の不安をあおる必要はありませんが、こんなニュースを知らないケアマネではダメですよ。
厚労省のHPは、常にチェックしておきましょう。
では、金曜日です。
今日も楽しんでいきましょう!