介護保険最新情報vol８４４

Free-Photos (CC0), Pixabay

おはようございます。

先週末、介護保険最新情報vol８４４が出ました。

今回のものは
「特別定額給付金事業における高齢者への
配慮に関する協力依頼について」
というもの。
http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol844.pdf

中身はというと
自分一人では給付金の申請ができない人について
成年後見人や施設職員
ケアマネや民生委員が手伝ってあげてくださいね
って。

もちろん、必要な人にはやってますし。
今後もやりますけども

こんなふうに
「やってね。」
「でも、善意でやってあげてね。」
というのに、ちょいと違和感を感じます。

この給付金の話が出た時に
私も「どうしても本人ができないときは手伝いましょうね。」
と、書きました。

自分で手続きができない認知症高齢者や
外出ができず郵便が出せない人もいますので
そのあたりは担当のケアマネが手伝うしかないと思います。
（ただし、お金のことなので慎重に）

でも、そもそもこの給付金の申請は
国民全員を対象にしていますよね。

受け取る、受け取らないの欄があるのも
個人的には「どうなんだ？」と思いますし
海外はマイナンバーと銀行口座が紐づいているけど
日本はそれができてないから自動で振り込みができないんだとか言ってますが
じゃあ、高齢者って年金もらってるじゃないですか。
その口座を活用できないの？
というのが素朴な疑問。

そういうのは行政の中に年金を担当する課があるし
その課と今回の給付金を出す課が連携すればできるんじゃないの？

自分で手続きできない人には
それなりの理由があると思います。

でも、高齢者をそこから除外することができれば
相当数が減ってくるのじゃないでしょうか。

知り合いの親族は県外の田舎に住んでいます。
そこは水道が町営だそうで
送られてきた申請書には
町営水道の引き落とし口座が初めから印字されており
「この口座以外に入金を希望する場合は
こちらに記入してください。」
と、別の口座を指定するようになっていたそうです。

自治体の大きさにもよるとは思いますが
もっと簡単にできる方法ってあるんじゃないか。
前にやったことを生かせていないんじゃないか。

そんなことをぶつぶつ考えてしまうわけです。

ということで
今回は私の愚痴でした。

月曜から申し訳ございません。笑

では、今週も元気にいきましょう！