おはようございます。
介護保険の負担割合証が
ぼつぼつ、送られてきていると思います。
送られてきてから
「ひぇ~~っ!」
って、びっくりする人がいるかもしれません。
今回、制度改正に伴い
8月から
現役並みの所得がある人は
負担割合が3割に上がります!
http://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/vol.667.pdf
どのくらいの収入があれば3割になるのかというと
年収が1人暮らしで340万円以上
夫婦で463万円以上ある利用者となっています。
詳しくは通知の方に書いていますが
一人暮らし世帯
高齢者二人世帯
第1号被保険者以外の人と同居している世帯の場合
など、いろいろと違いがあります。
(家族と同居の人は個別に聞かないとはっきりとしたことは言えませんね。)
現役並みの所得があれば
確かに3割負担も仕方ないのかな…と思いますが
どんどんと利用者の負担が重くなっているように感じます。
実際にはそんなに大勢の利用者ではないとのことですが
必要なサービスだけを選んで受ける在宅の場合と
全額利用になってしまう施設入所になった場合を比べると
入所は明らかに負担が大きくなりますよね。
そこは高額介護療養費で上限を超えないように
調整していくとのことですが
それでも負担感は大きくなってしまいます。
数は少ないと言いますが
サービスの必要な人が利用を控えてしまわないかが心配です。
また、先日の全国大会で柴口会長が行っていましたが
「ケアプラン料をほかのサービス利用料と同じく
利用者負担の導入を国は考えている。
ますます、その検討は活発になってきている。」
とのこと。
そうなると利用者の負担もますます大きくなります。
ケアマネが選ばれるとかの話は今日はおいておきますが
利用者、家族(ユーザー)に対する教育も必要だと思います。
誰でも無料だったものが有料になるとか
値上がりするときは嫌なものです。
特に税金で賄われるものに関して
ユーザーは受け取るのが「当然」のものと感じています。
なぜ費用負担が上がるのかの説明と同時に
そのサービスに価値があることも伝えないといけないと思います。
いつもケアマネに丸投げされてしまいますが
国がしっかりとそこを周知、啓発したうえで
現場のケアマネが再度間違いなく伝える。
そういったシステムが必要なのではないかと考えます。
皆さんはどう思いますか?
では、今日も朝からセミが大合唱していますが
暑さに負けずに頑張りましょう!