おはようございます。
昨年、自分の祖母を殺したとして、
37歳の孫が逮捕される事件がありました。
その判決が出たようです。
島原の"介護殺人"
懲役3年、保護観察付き執行猶予5年
なぜ起こったか
母子家庭で育ち、
祖父母とも同居していたが、
母親が半身まひになり、
その介護を仕事を辞めた本人が一人で担っていたそうです。
母親が亡くなった後、
実の娘が亡くなったことで祖母が嘆き悲しみ、
廃用が進行して歩行困難、
認知症の進行があり、
またここでも、本人が一人で介護をしていたようです。
周りが相談するように勧めても、
介護すると約束したからと相談することもなく、
どんどん自分を追い詰めていった結果、
精神的にもおかしくなって、
結果的に悲しい事件につながってしまった。
何ができるか
こんな事件を聞くたびに
毎回、
なにかできなかったかと胸が痛みます。
本当に困っている人には、
なかなか支援が行き届かない。
相談すればいいじゃんと思うけど、
ほんとうに困っていたり、
介護に手を取られて相談に行く時間もないのかもしれない。
どうやって、そんな困っている人を見つけていくのか、
こちらからのアプローチはどうすればいいのか。
100%解決できる!
というような方法は見つからないが、
相談しやすい環境やつながる努力、
情報提供の仕方なども考えておく必要がある。
”昼間の福祉は夜の福祉に負けている”
そんなことも言われることがあるけど、
24時間体制で相談に乗れるのは、
すごく意味があることかもしれない。
今の時代、
なにかを工夫すれば夜中も相談できる、
そんな体制ができるかもしれないよね。
夜の福祉に負けないように、
ほんとうに困っている人に支援が届くように。
私たちにできることからやっていきましょう!