おはようございます。
先週の土曜日、世界一受けたい授業に
淑徳大学の結城先生が出てました。
高松にも何度も講演に来てくれたことがある
分かりやすく話をしてくれる先生です。
その結城先生が
「介護破産にならないための3つの新常識」
と題して授業(という名の番組)をしていました。
その3つの新常識とは
1.元気なうちに介活
2.介護サービスの有効利用
3.仕事を辞めないこと
だそうです。
「元気なうちに介活」は
出演しているタレントが施設を訪問し
自身の娘や孫に介護される体験をしていました。
こんな感じなのかとあらかじめ知っておくことと
介護された時には
「ありがとう」
っていう感謝の気持ちを持つことが大切とのこと。
確かに、ありがとうって言ってもらえると
介護している人は頑張ろうって気にもなりますよね。
「介護サービスの有効活用」はそのままの意味。
3番目の「仕事を辞めない」にもつながると思うんですが
サービスを上手に使いながら、仕事も続けていかないと
介護が終わった後に、息子や娘には何も残らないってこともありますからね。
結城先生も、この3番目の仕事を辞めないってことが
一番大事なことだと言っていました。
介護休業などの制度を使って
休みと給料を確保しながら介護を続ける。
そんな知識を元気なうちから、ぜひ知っておいてほしいとのこと。
私も同感です。
家族を大事に思うから
介護を一生懸命したいから
仕事と両立が難しいから
いろんな理由で「仕事を辞めてしまおうか」と考えることがあると思います。
でも、できるだけ仕事を辞めないでください。
ケアマネをしている人は
家族から離職の話を聞いたらできるだけ止めずに続けられるよう
介護負担を軽減するプランを立ててください。
介護から、いつかは解放されます。
終わった後に、さて自分の生活をと思っても
仕事もない
年金もまだ支給されない
なんてことになっては困ります。
介護をしながら仕事を続けるということは、とても大変なことだと思いますが
仕事に行くことで気分転換できることもあります。
介護する家族が元気でないといけません。
気分転換して、気持ちの安定をはかる。
働いて生活の糧を得る。
そしてサービスを使いながら、介護もぼつぼつする。
困ったときにはケアマネに相談する。
相談を受けたケアマネは、両立できるケアプランを作ってあげてくださいね。
では、今日も元気にいきましょう!