任意後見と死後事務委任

投稿日:

おはようございます。
今日から7月ですね~。
毎日が矢のように過ぎ去っていきます。


先日
「身寄りのない人の相続人になってほしいと言われて
どうしたらいいのか困っている。
なってあげようとは思っているんだけど
ご本人が亡くなった後に、何か困ることってあるだろうか?」
という相談がありました。

初めに断っておきますが
財産をもらいたいとかいう話ではありません。

本当に善意で
その人のことを最後まで看てあげようと思っていて
その人もそれを望んでいる。
身寄りもいないため、特に相続でもめることはない人です。

「遺言書を書いておいてもらえばいいのか?」

そうそう
遺言書は必要です。

が!

それだけでは不十分だと思うんですよ。

人って、確かにいつ亡くなるかわかりませんし
さっきまで元気だった人が・・・
なんてこともしょっちゅう起こります。

でも

ほとんどの人が高齢になり
身体が動かなくなり
転倒したり、骨折したり
何かの病気になって入院したり
認知機能も低下していきます。
認知症にはならなくても
物忘れが増えたり、新しいことが覚えられなくなったり。

そんなふうに
誰かの助けが必要な期間が必ず出てきます。

85歳になったらぽっくり死にます
なんてことは、ほぼないですよね。

そうすると
人の助けが必要な時にどうするか
という問題が出てくるんです。

それと

その人が亡くなった後の手続きですね。

こちらも、相続人とか家族でないとできなかったりするので
何らかの対策が必要になってくるわけです。

なので

親族ではない誰かのお手伝いを
最後までしようと思ったら
遺言書だけでなく
任意後見制度と死後事務委任契約を検討することをお勧めします。


内容については
なかなか分かりにくいと思うので、また明日。


では、今日は雨です。
運転等気をつけて、元気にいきましょう!

 

関連記事

  • 任意後見と死後事務委任2任意後見と死後事務委任2 チームもじゃさんによる写真ACからの写真 おはようございます […]
  • ややこしいよねややこしいよね おはようございます。信託について何回か書きましたが非常にややこしいです。 […]
  • 信託の続き信託の続き nanairo125さんによる写真ACからの写真 おはようご […]
  • 土地の相続土地の相続 千夜さんによる写真ACからの写真 おはようございます。新 […]
  • 成年後見の表と裏成年後見の表と裏 おはようございます。 介護保険と同時に始まった成年後見制度 […]