おはようございます。
昨日の台風は被害ありませんでしたか?
で、今日は住宅改修について。
介護保険で住宅改修ができるのは知っていますね。
そのことについてはよく知られているんですが
高松市では介護保険以外に高齢者・障害者住宅改造
助成と言うものがあります。
これを担当するのは介護保険課ではなく
高齢者の場合は長寿福祉課
障害者の場合は障害福祉課が担当しています。
ただ、高齢者や障害者
全ての方が利用できると言うわけではありません。
詳しくは高松市のHPを見ていただきたいのですが
高齢者の場合
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kenkou/koreisha_shien/zaitaku_service/jutaku.html
高松市内に1年以上住んでいる65歳以上の方で
日常生活で介助の必要な、寝たきりか寝たきりに準ずる状態の方
その人が属する世帯員が市税を滞納していないこと
世帯員全員が非課税であること
などの要件は満たされていれば対象となります。
障害者の場合はこちら↓
対象となる工事は介護保険の住宅改造と一緒で
浴室やトイレ玄関廊下など
本人が利用するためにどうしても必要で
工事することで本人の自立が助長され
介護者の負担が軽減されるものです。
家の屋根が壊れたからとか
壁が落ちたからなんてことでは対象になりません。
この工事も介護保険と同じで、工事にかかる前に
必要な書類を全て揃えなくてはいけません。
担当課のほうに書類を提出して
許可をもらってからの施工になります。
書類を提出すると市の担当者が自宅に行きます。
介護保険と違って訪問調査があるんです。
必ずそのことも利用者に伝えておきましょう。
また、この助成は介護保険と併用することができます。
介護保険と併用する場合は
長寿福祉課に出す書類と介護保健課に出す書類
2つ作らなくてはいけません。
(工事個所がかぶってはいけません。
それぞれ分けて作ってくださいね。)
この時注意が。
2つ作った書類をまずは長寿福祉課に出します。
これ、2つともですよ。
長寿福祉課で了解がとれたら
そのまま介護保険課の方へ回してくれるので心配いりません。
もう一つ注意点があります。
介護保険は限度額が残っていれば
後でまた使うことができますが
長寿福祉課が担当する高齢者住宅改造助成は
1軒の家で1度しか使うことができません。
たとえ高齢者が二人住んでいたとしても1回きりです。
出る費用は介護保険の住宅改修より大きく
最大で工事費の4分の3(75万)までとなっています。
なので大きな工事をするときに利用する方がいいかと思います。
しっかり調べて、利用者、家族の相談に乗ってあげてください。
では、月曜日です。
台風の後、今日も蒸し暑そうですが
水分補給に気をつけながら頑張りましょう!