おはようございます。
住宅改修の申請をするとき
どこをしっかり伝えていけばいいか。
確認する事業所の主任や保険者は
どこを見て指導していけばいいか。
昨日も利用者がどんな生活を望んでいるのか
それをしっかり聞き取りましょうと書きました。
でも、これも漠然とした聞き取りになったり
中には
「リハビリを続けたいと言っています。」
なんて
サービス利用がその人の望む暮らしになってるのも聞きます。
う~~ん、気持ちはわかります。
そんなふうにしか答えない利用者や家族もいますしね。
サービスありきになってしまうと
理由書にはこんなふうになってしまうのでは?
「リハビリに行きたいが玄関の段差につまずく恐れがある。
手すりの取り付け、段差解消して安全に外出したい。」
あ、って思った人
結構いませんか?
私もそうなんですけどね。
絶対にダメだとは言いませんが
これじゃその人の生活は見えないですよね。
その人だけの望む暮らし。
それが見えてこないんですね。
「じゃあどうすればいいの?」
きっと聞きたいのはそこですよね。
確認していると思いますが
入院中に新規の相談があったり
施設から退所する人だったりでかかわりが薄いとき
その人が普段どんな生活をしているか分かりにくいものです。
まずは本人と会う。
自宅の状況を確認する。
その時に必ず行ってほしいのが
利用者が日中どこで過ごすのか
夜間はどこで休むのか
聞いて見てくるということです。
そして
一番長く過ごしている場所からトイレまで
移動する動線を平面図に書き入れる。
夜寝ている間にや朝起きたときにトイレに行く
その動線も確認して書き入れる。
テレビがどこにあって、どちらを向いているのかも重要です。
これだけでもその人の一日の生活が見えてくるんです。
その上で
「ここに座って何をすることが多いんですか?」
と聞いてみてください。
すべては把握できなくても
そこから話が広がっていきますよ。
大変だとは思いますが
一日のうちで一番長くいる場所の把握と移動動線の記入
ここから始めてみましょう。
では、金曜日です。
後一日頑張りましょう!