おはようございます。
さて、昨日の続きです。
体調不良時に介護保険で対応できるか、できないか。
対応するとして、その時の短期目標をどう設定するか?
その前から入っていた目標を引き継いで、軽微な変更でよいのか?
昨日も書きましたが
「風邪を治す」
や
「病気を早く治す」
というような、治療を目的とした目標を設定することはできません。
もし、規則正しく食事が摂れない
服薬ができない
水分補給ができない
などの症状があれば
「脱水症状を起こさずに過ごす。」
や
「きちんと服薬することで体調を安定させる。」
「規則正しく食事を摂れる。」
などが考えられます。
あくまで風邪や体調不良のための訪問ではなく、その人の自立支援のための訪問で
そのために目標を立てなくてはなりません。
「でも、体調を安定させるのは医療の目標では?」
と思う人もいるでしょう。
体調を整えたりするのは自分でもできることです。
ですから、治療ではないですよね。
少しずつ考えていくと、病気が治るまでという目標は立てにくいことが分かってきます。
ただ、高齢で病気がち…となると、本当に今のままのサービスでいいのか
そこも検討すべきだと思います。
こんな機会に医療系のサービス、例えば訪問看護などを検討しておくと
病気になった時には医療で入ったり、特別指示書で2週間、毎日でも訪問できるようになります。
その人のアセスメントをしっかり行い
今、何が必要なのか
どうすれば自宅での生活を継続できるのか
よく考えて目標を立てていきましょう。
では、また寒くなりそうです。
風邪などひかないように、元気出していきましょう!