おはようございます。
昨日、びっくりするニュースがありましたね。
認知症の父親をパーキングエリアに置き去りにしたっていうの。
初めに聞いたときは冗談かと思いましたよ。
姥捨て山じゃないんだから
置き去りにするなんてどういうこっちゃって。
お父さんは認知症の症状があっても
娘の名前や勤め先が言えたことから
娘のことが分かったそうです。
娘の名前も勤め先も覚えていたなんて
お父さんの娘に対する愛情が感じられる。
それに比べて娘は・・・
なんていうつもりはありません。
父と娘の二人暮らしだった。
自分と暮らすより施設に入った方が幸せだと思った。
そんな話を聞くと
きっと娘は一生懸命介護してたけど
どこかで限界が来たんじゃないのかと思うんです。
今まで介護者が息子の場合
虐待などが発生するリスクが高いと言われていました。
娘が介護者の時はそんなことは少ないと。
でも、一人で介護していると
それが男性でも女性でも負担は大きく
さまざまなストレスを抱えることとなります。
在宅生活を維持するために介護サービスを使っていなかったのか。
ケアマネジャーはついていなかったのか。
信頼できる親戚や友人、話を聞いてくれる人はいなかったのか。
老人介護支援センターや地域包括支援センターに相談しなかったのか。
会社で介護休暇を取ったりできなかったのか。
相談できる医師や看護師はいなかったのか。
こうなる前に誰かが手を差し伸べられなかったのか。
自分から助けてと言えなかったのか。
それとも、誰もあてにできないと思ってしまったのか。
テレビのニュースを見ただけなので
真実が何なのか、それは分かりません。
ただ、もし娘さんが自分の無力さに傷ついて
思い余ってこのようなことをしたのなら
そうなるまえに周りの福祉、介護関係者は何かできることがなかったか。
すべてをカバーすることはできないけれど
どこかで気になる人がいれば一声かける。
そんな勇気を持たないといけないと
強く思ったニュースでした。
ただし、車の多いところに置き去りはいかんぞ~~。
って、ツボが違う?
皆さんはどんなふうに感じましたか?
では、今日も笑顔でいきましょう。
あなたの笑顔で元気になる人がいるかも知れないから。