akizouさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
介護保険の認定が長くなってますね~。
更新(2回目以降の申請)の時は
のきなみ3年の期限に変わっています。
頻繁に意見書を書いてもらったり
更新申請をしなくてもよくなって
認定調査を受ける負担も軽減されて
いいことばっかり!
・・・かというと・・・
そうとばかりも言えません。
3年間認定が変わらないということは
本人の状態が良くなっても、悪くなっても
何もしなければ同じ介護度のままになってしまうということ。
「いや、介護度が軽くなるのは嫌だわ。」
そんなふうに言う人が結構います。
皆さん介護度が軽くなるのは
なぜか嫌がりますが
これは状態が良くなったということなので
本当は喜ばないといけないことなんです。
それにデイサービスやショートステイの利用料金も
少しですが安くなるんですけどね・・・。
反対に状態が悪くなっていて
サービスがもっと必要なのに
更新の時期が来てないから変わらないことも。
ただし、こちらは
「状態が悪くなったから更新の時期じゃないけど
変更申請をかけたい。」
と、家族などから言われることがあります。
悪くなった(そんなに変わってないときでも)ときには
通常の更新申請と同じような手続きをとれば
更新の時期ではなくても、変更申請ということができます。
だから、それほど支障はないでしょ?
というのが、国の言い分のようですが
果たして本当にそうなのか。
たくさんサービスを使いたい人は変更申請をかけたりしますが
費用が高くなることを嫌がったり
サービスをたくさん使いたくなかったり
認知症などで、そもそも変更申請を知らなかったり
一番サービスが必要だと思われる人が
その手続きを取らない、取れないことも多いのです。
担当のケアマネはたとえ3年の認定が出たとしても
本人の状態が変わって
出ている介護度と乖離があるようなときは
変更申請があることを丁寧に伝え
必要な手続きができるように支援していきましょう。
介護度が高い、低い
利用料金が高い、安い
だけで考えることなく
利用者にとって何が一番いい方法なのか
じっくり考えていきましょう!
では、金曜日です。
後一日頑張れば、連休ですね。
連休目指して、今日も一日頑張りましょう!