FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
先日、こんな相談を受けました。
「利用者から今の通所事業所では物足りない。
もっとリハビリができるところに行きたいといわれたので
通所の相談員には断りを入れて
円満に他の事業所に変わったところ
家族のところに元の事業所の管理者から苦情があった。
それっておかしくないですか?」
はい
おかしいです。
もっと詳しく聞きましたが
ここでは書けませんので想像しながら読んでくださいね~。笑
昔、介護保険が始まったころ
とんでもない事業所がありました。
まあ、ケアマネも質が良かったかといわれると
う~~~ん・・・と、言わざるを得ませんが。
今まで行政の措置だったものが
民間の営利企業も参入できるようになり
利用者を獲得をしようと
あの手この手で営業をかけていたことがありました。
その時にも介護保険の理念とはかけ離れたことを
言ったり、したりする事業所に切れてたものですが
今まではそれなりに落ち着いてたんですよね。
ところが、最近
そのころと同じような話をちらほら聞くことが出てきました。
原因としては
介護保険事業所の乱立かなと考えています。
こういった言い方はよくないのかもしれませんが
地域に住む高齢者の数(パイ)は限られています。
事業所が少なければ1か所の事業所でとれるパイの数は多くなります。
しかし、事業所が増えていけば
1か所の事業所が手に入れられるパイが減っていきます。
だから必死なのかもしれませんが
介護保険の理念やルールは守ってほしいし
誰を相手に事業をやっているんだ?
ということを考えてほしい。
身体や気持ちの弱った高齢者や
そういった人を介護して
困って、疲れている家族を相手にしているんですよ。
そういった困った話があれば
迷わず介護保険課に相談してみましょう。
なんだかなぁ~
と、疲れてしまった相談でした。
では、毎日暑いですが
今日も元気にいきましょう!