先に教えてほしいこと

おはようございます。

今年の４月から、高校の家庭科で
お金の授業が始まります。

なんで、家庭科？？？？
と、思ったんだけど、家計管理の一環で教えるつもりなんかなぁ。

聞くところによると、
教えるのは家計管理のほかに「資産形成」の視点に触れるよう規定してるらしい。

株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教えたり
将来に備えた資産形成の重要性とか
主な金融商品のメリットやデメリット、
生涯のライフプランやリスク管理なども教えるらしい。

で、それが家庭科？？？？

どういう考えで家庭科になったんだろう？
お役人様の頭の中は分からん。

まあ、そうは言っても、やることに反対ではないです。
やらないよりは、やった方がいい。
お金の知識、投資の話、リスクやメリットも伝えた方がいい。

ただし

いきなり投資の話じゃなくて、
ちゃんと仕事をしてまずはお金を正しく稼ぎ、使い、先取りで貯めていく。
税金をきちんと払い、年金や社会保障費をちゃんと払う。
お金のない時に借金はしてはいけないこととか、
リボ払いなんてしちゃだめだよってことも教えないと。

そして

この授業が始まるのと同時に、
成人年齢が１８歳になる。

高校生でも１８歳になったら自分で契約ができるようになる。

今までだったら「高校生だから」「２０歳未満だから」で守られてきたものが、
全部自分で責任を負わなくちゃいけなくなる。

そこもきちんと教えておかないと、
安易に契約したり、契約とは気づかずにしてしまっても、
取り消すことができなくなるんですよ。

投資の話はもちろん大事！
だけど、大人としてのお金の使い方、
稼ぎ方や貯め方を先に教えてほしいなと思うんです。

さて、この授業、期待はしていますが、家庭科の先生の頑張りが問われますね。

では、今日も寒そうです。
しっかり休んで英気を養ってください！