おはようございます。
先週から引き続き、医療系の話です。
先週の金曜日にも、入院時には在宅での情報を提供するようにと書きましたが、どのような情報が、どのくらい必要なのか?
氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、身長・体重、家族構成、キーパーソン、緊急時の連絡先、要介護度
これは基本情報ですね。
ここで、「あ、足りてない」なんていう人はいないと思います。
生活状況・状態情報では
ADL状態、生活上で病気に悪い行動、患者の性格、本人の理解力や判断力、家族の介護力(医療機器管理や状態変化の際の対応なども含む)、日常生活状況、家族関係、家族以外の支援者、経済状況、患者の希望する生活像、家族の希望する生活像(終末期像含む)
ここまでくると、「あんまり提供したことないな」と言う情報が出てくると思います。
糖尿病があるのにおやつをたくさん食べているとか
頑固で疑り深い性格とか、家族の仲が悪いとかは
情報提供の用紙に書いていないのではないでしょうか?
身体状況・状態情報では
嚥下や歯科にかかわる情報、喫煙、アルコール、じょくそうなど
歯が何本残っているとか、入れ歯を使っている、飲み込みが悪いなどの情報も忘れがちだと思います。
そして、もらえるととても助かる情報は
「病状の経過とサービス関連情報です」
と言われていました。
入院までの経過、既往歴と現病歴、現在の内服薬、本人や家族の訴え
フォーマル・インフォーマルサービスの利用状況
それが最近変更されているのならその時期と理由
などがあれば、その人の最近の様子がよく分かるそうです。
「え~、情報提供の用紙にそんなに書くところないよ。」
なんて言わずに、余白にでもいいのでできるだけ詳しく書いて行きましょう。
「お、このケアマネすごいな。」
と、思ってもらえるのじゃないかな。
まだまだ連携が上手く言っているとはいえない状況だと思います。
医療、介護、双方が、お互いの欲しい情報を提供しあい、連携を深めていかないといけませんね。
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!