おはようございます。
ここで犯罪の話を結構書いてるかと思います。
これも何度も言ってますが
凶悪犯罪や少年事件は減ってるんです。
でも
高齢者や障害を持っている人の累犯が
なかなか減らないんですよ。
これは高齢者の生活苦であったり
認知機能が低下することで規範意識が低下したり
障害者も社会の中で生活しにくくて
ついつい万引きなどの犯罪を犯すことがあるんですね。
やったことを反省して矯正するために刑務所に行くのに
何度も刑務所と娑婆とを行ったり来たりすることで
社会性を獲得することができず
かえって刑務所に戻るしかない人もいたりするんです。
たとえ数百円の食べ物の万引きだったとしても
やったことはいけないことだと思います。
それはもちろん反省してもらわないといけないんですが
反省する場所が刑務所でなければいけないのか?
というと
どうなんだろう?
と考えこんでしまいます。
この間も80歳後半の高齢者の事件があって
その裁判の判決が出たんですが
何度目かだったために実刑が出たんです。
おおよそ2年刑務所に行くことになったんですが
出所したら90歳くらいになるんですよ。
今の在宅の生活を継続できると思いますか?
きっと認知機能も身体機能も低下して
一人で在宅生活を続けるのは難しいんじゃないかな。
そうなると介護保険の施設や養護に入所なんて選択になってしまう。
何度も言いますが
やったことは悪いことなんです。
それは分かってるんですが
この人に実刑が本当に必要なんだろうか?
どうしても実刑でないといけなかったんだろうか?
いや、被害にあった人の立場から考えると実刑もありだけど
年齢とか社会環境とか福祉的支援とか
なんか効果的ないい方法ってないんだろうか。
どうするのが本人にとって
被害者にとって
社会全体にとっていいんだろう。
なんだか直近の事件で考え込んでしまいました。
皆さんはどう思います?
やっぱり実刑でしょうか?
気分を変えて
今日も前向きにいきましょう!