初回加算と初回の違い

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おはようございます。

 

先週、ケアプランの1票右上にある、「初回・紹介・継続」について

説明をしました。

 

ここでいう「初回」と「初回加算」は全く別物なんですが

どうも、同じに考えてしまっている人もいるようです。

 

再度言います。

 

まったく、別です!!

 

初回については先週説明しましたね。

その居宅介護支援事業所で、初めてケアプランを作成した時にチェックが入ります。

 

「初回加算」は「加算」と書いてあるように

ケアプラン料に「加算」が付きます。

 

これが算定できる要件は

1)その居宅介護支援事業所で、初めてケアプランを作成したとき。

 

「え?一緒やん」

と思った人、まだまだあります。

 

2)要支援の予防プランを作成していた人が、更新で要介護認定が出たので

引き続き同じ居宅介護支援事業所がケアプランを作成したとき。

 

3)要介護状態区分が2区分以上変更されたとき。

これは、要介護度が重くなったときも、軽くなったときも算定できますが

注意が必要です。

元の認定が要支援2だったとき、次の認定が要介護3でないと算定できません。

 

なぜか?

 

要支援2と要介護1が同じ時間数だからです。

要支援2と要介護1は同じ介護度として考えるようになります。

 

もう一つ

4)以前にサービスを利用していたが、中止になっていて

暦月でまるまる2ヶ月以上たってから、再度ケアプランを作成して

サービス利用を再開したとき。

 

例えば

5月30日に入院した人が7月3日に退院します。

この場合初回加算は算定出来ますか?

 

そうですね。

出来ません。

 

暦月で2ヶ月開いていないので、算定出来ないんです。

算定出来るのは、退院が8月以降になったときです。

 

「また、初回加算が算定出来る状態なので算定しました。」

なんていうのでは、とることは出来ません。

 

必ずアセスメントから始まる一連の流れを行なって下さい。

この一連の流れを行うのは、初回のチェックがついている1のケースでも同じですよ。

 

では、月曜日です。

今週も元気にいきましょう!

 

 

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