制度改正の行方 自立支援

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おはようございます。

 

13日に開催された介護給付費分科会で

来年の制度改正の方向性が、ほぼ決まったみたいですね。

 

平成30年度介護報酬改定に関する審議報告の概要(案)

まだ、ここでも案がついてますが

分科会の資料として出ています。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000187906.pdf

 

これはそれほどボリュームがないので

読むのは簡単です。

是非、目を通しておきましょう。

 

何度も制度改正の話しは書いているので

皆さん気にはしているでしょう。

 

細かいところはまだまだこれから詰めていくのですが

大まかな方向性は決まってきたと言えます。

 

やはり

「自立支援型」

「医療との連携強化」

このあたりがポイントでしょうか。

 

どちらもなかなか難しい課題です。

 

まず、「自立って何?」から考えないといけない。

自立の定義って、あいまいです。

親からの自立?

精神的自立?

金銭的自立?

 

介護保険法では

「要介護状態になっても、本人の有する能力に応じ

自立した日常生活を居宅において送ることができる…。」

そう書かれています。

 

だから、何でも自分でできることが自立ではない。

本人の有する能力に応じ…

ということは

本人が持つ力をしっかりと調べて、その人ができることを見極めないといけない。

 

ここができるのがケアマネ。

ちゃんとアセスメントして、その人の能力に応じた

自立を目指していく。

 

この前の吉良さんの研修では

「国はケアマネに期待している。」

 

どんな期待だろうかとうがった見方をしてしまうけど

歳をとっても元気でいられるのはいいことだと思う。

 

たとえ国の期待が、医療費や介護給付費の抑制のためではあっても

いつまでも元気でいられるようなプランを作っていく。

そこについては頑張っていかないといけない。

 

そのためにはケアマネの資質向上は欠かせない。

 

さんざん言われて、耳にタコと思ってる人も多いでしょうが

今以上に資質向上、アセスメント能力の向上が言われるでしょうね。

 

そこの溜息ついてるケアマネ

大変だけど、研修に参加したり

近くの主任ケアマネに教えてもらったりしましょう。

ケアマネ同志のネットワークも大事です。

頑張りすぎて燃え尽きないように

お互いに愚痴も言い合いながら、切磋琢磨していきましょう。

 

では、今日は少し寒さが緩むそうです。

風邪ひかないように、うがい、手洗い励行して

笑顔でいきましょう!

 

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