助け合い

投稿日:

おはようございます。


先日、ある不動産のオーナーで不動産屋さんをしている人と
別の不動産屋さんを引き合わせました。

物件は屋島にある二階建てアパート。

アパートの壁面には
屋島焼きのタイルがはってあって
築57年というのに
ゆがみもないがっちりとした物件です。

もとは1階と2階がつながっている
メゾネットタイプだったのを
階段を取り外してそれぞれ独立した部屋に。

古くても趣のある作り付け水屋や窓は残して
中は白く塗って明るい感じにリノベーションされてます。
(まだ全部の部屋は終わってないんだけどね。)

全部で8室。

ほかにも、もっと大きな部屋もくっついてるんですけど
そこは今のところそのまま。
使いたいっていう人が出てきたら
その人にリノベーションしてもらってもいいなぁ
なんて考えているみたい。

確かに物件としては古いんですが
ちょうどいい加減に古さと新しさがミックスされて
レトロで可愛い感じが素敵なんですよ。

でね

物件の良さもなんだけど
本当に伝えたいことは
この物件を身寄りがいない高齢者とか
シングルマザーとかに貸したいっていう
オーナーの想いなんだよね。

入居した人同士が仲良く交流して
高齢者の困りごとを若い人が手伝って解決したり
子育ての悩みなんかを高齢者が聞いてあげたり
そんなふうにみんなが助け合って暮らすアパートを作りたい!

いいねぇ

介護保険も限界があるし
そもそも、介護保険の対象になる前にも困ることっていっぱいある。

隣は何をする人ぞ、で
お互いにかかわりを避けていたら
これからの日本って崩壊するんじゃないのかと思う。

兄弟の数も少ないし
生涯独身の人もいたり
子供のいない人もいるし
親族みんなが先に亡くなって一人の人もいる。

誰かに助けてもらおうと思っても
身内だけに頼るってことができない世の中になってきてる。

「何かを強制するわけではないけど
お互いに困ったときに
ちょっと手伝える関係ができる人に入ってもらいたい。」

そんなオーナーの想いは
これからの世の中に絶対必要なものなんだと
強く賛同した次第です。


これから一つでもこんな物件が増えてくれるといいなぁ。


では、今日は月曜日。
しばらくまた気温の低い日が続くらしいですが
元気にいきましょう!

 

関連記事