かっちゃんさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
昨日の続きになるんですが
利用者のうちって
夏は暑い、冬は寒いところが多いんですよね。
まあ、昨日も書いたように
冷房も暖房ももったいないとか
自分には必要ないと言ってかけない人も多いんです。
でも、ここにヘルパーが入っていると
ヘルパーにとって、そこは職場となるわけです。
夏場は普通に室内でも30度以上になりますし
体を動かしているともっと暑く感じます。
お世辞にも良い労働環境とは言えませんね。
この前も書いたように
ヘルパー(訪問介護員)はどんどん高齢化しています。
新規に入ってきてくれる人もめったにいません。
その理由の一つに労働環境の悪さがあるのかもしれません。
私も経験がありますが
夏の暑さはひっくりかえりそうになるくらい大変です。
水筒を持って行ってもすぐに飲み干してしまいますし
あんまりたくさん飲んでトイレに行きたくなったら困るし。
そんなことを心配しながら
水分を摂る量を調整していました。
ふき掃除をしていて
何度ふいても床に水滴が落ちている。
何でだろう?
と思ったら、自分の汗だった!
なんてことが。
先日、厚労省が
「人生100年時代に向けた高齢労働者の安全と健康に関する有識者会議」
というのを立ち上げたそうです。
そこで、訪問介護員の高齢化も話題になったようです。
記事を上げてくれた人は利用者宅での労働環境も
高齢化する訪問介護員にあったものになっているのか?
と問題提起しています。
確かに利用者宅での労働環境って悪いです。
60歳以上
いえいえ、70歳代で訪問介護員をしている人もいます。
そんな人が30度を超える暑さの中
掃除や調理、入浴介助をしているんです。
本当はエアコンかけてほしい。
せめて扇風機かけてほしいと思うんですが
利用者宅なんですよ。
それぞれに事情があるのも分かっているので
いくら暑くても、みんな我慢して仕事しています。
暑いだけの話でもありません。
飼っている犬にかまれた人もいますし
犬猫の糞尿が家の中あちこちにあるところもあります。
蚤やダニ、ごみ屋敷もあります。
厚労省が有識者会議を作って検討してくれるのはありがたいのですが
そう簡単に解決できる話でもないと思います。
また、全国一律に・・・という話でもないでしょう。
ただし、これからますます訪問介護員の高齢化は進むと思います。
「住み慣れた地域で・・・」
という言葉が、絵に描いた餅にならないように
いろんな角度から検討してほしいものです。
しかし、今も暑い中で仕事をしている訪問介護員には
そんな悠長な話もしてられません。
訪問介護事業所やケアマネは現場サイドで
暑さ寒さ対策を何とか考えていきましょう。
できることからコツコツと!
では、今日も一日頑張りましょう!