おはようございます。
私がもともと歯科衛生士だっていうのは
知ってる人は知ってる。
やっぱり、元職というものにはこだわりがあって
ついつい人の口元見ちゃうとか
歯並びや笑ったときの歯の見え方で好き嫌いが決まっちゃったりとか
歯科あるあるがあるんですよね~。
でも
今日のお話は「あるある」ではなく
科学的な根拠のある「あるある」
口呼吸(こうこきゅう)は身体に悪い!!
何度も書いてるから知ってるよね。
でも、再度書きますよ。
私たち人は生まれてから2歳くらいまでお乳を飲んでいます。
飲むときは鼻で呼吸しています。
お乳を卒業して固形物を食べるようになってきたときに
離乳食の柔らかいものから固いものに食べ物を変えず
唇を閉じて咬む必要がないものばかり食べていると
口で呼吸する人が出てくるんです。
原因は他にも
花粉症などで鼻水や鼻づまりになってとか
メールなどを使うことで話す機会が少なくなったとか
いびきや激しい運動で口で息をしなくちゃいけないとか
最近はゲーム等に夢中になっていて口で呼吸しているとかあるようです。
で
なんで口呼吸がダメなのかというと
口で呼吸することで感染症に弱くなるんです。
口が渇くことで常に口の中にあって
人の身体を守ってくれる常在菌が死んでしまいます。
代わりに悪さをする菌が増えてしまいます。
虫歯や歯周病も増えますし
歯並びも悪くなります。
風邪をひきやすくなるし
インフルエンザにもよくかかるようになります。
その他にもアレルギーを発症しやすくなったり
歯周病を原因とする心臓病や脳血管障害になったりもします。
その他にもさまざまな病気にかかりやすくなると言われています。
また、歯並びが悪くなり
口を閉じなくなるので
顔つきが変わってだらしなくなるとも言われています。
嫌ですよね。
口の周りがだらしなくなって歳をとったように見えるのは。
口呼吸はいいことなしの習慣です。
努力次第で鼻呼吸に替えることができます。
それに手軽でお金のかからない健康法です。
心当りのある人は
是非、鼻呼吸に戻してくださいね。
では、週の始まり
今週も張り切っていきましょう!