在宅で療養するということ

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おはようございます。

 

日曜日に「高松市在宅医療介護連携推進会議」の研修

退院調整・地域連携打ち合わせ会に行ってきました。

 

今回も事例検討などがあり、「在宅で生活したい」という本人の意思を尊重して

大勢の関係者が関わり、支えているケースの発表がありました。

 

発表後、会場からは

「国が在宅を推進するのは費用を削減したいという意図もあると思うのに

これほど大勢の人が関わって、施設に入るよりたくさんの費用を使ってしまうというのは

どうなんだろうか?」

という質問(発言)もありました。

 

まあ、発言者の言いたいことも分かります。

確かに費用面からだけ考えると、サービスをたくさん使う場合は

施設でいるよりも費用が高くなってしまうことがありますから。

 

それに対する答えは

「そういった考え方もあるでしょうが

その人がどこで暮らしたいかという希望をかなえられるのが成熟した社会ではないか。

費用についても、救急搬送されるより低く抑えられる。」

 

費用だけで人の生死を決めることはできませんし

独居でも最後まで自宅で…という場合は、本人にも相当の覚悟がなければならないでしょう。

 

今、国の目指す方向は

在宅療養

自立型介護

 

確かに在宅で自立して、最後まで暮らせれば何も言うことはありません。

 

ただ、人はいつか衰えます。

死に向かって行きます。

 

その過程で

「人の手を借りてでも、出来るだけ自宅で過ごしたい。」

と思うのは、我が儘なんでしょうか?

 

関わる人を振り回す人もいます。

保険給付にそぐわない要求をしてくる人もいます。

 

出来ないことは

「制度上認められていません。」

と、はっきり断るのは、支援者の方の責務です。

その代わり、何か使えるインフォーマルサービスがないか探しましょう。

有料サービスも検討しましょう。

 

限界も出てくるかも知れません。

どこまで頑張るか。

どこで施設を検討していくのか。

 

本人の希望、意思を常に確認しながら

情報提供をしていきましょう。

 

では、今日は一日雨のようです。

車の運転に気を付けて、前向きにいきましょう!

 

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