おはようございます。
今日も寒いですね~~。
この前から、介護保険の次の改正では
「地域共生社会」
がキーワードになると書いてます。
実は中讃地域の自立支援協議会から、研修の依頼を受けています。
しゃべるのは私じゃありませんが、いろいろと調べて資料の作成を手伝っています。
調べていると、この「共生社会」というのは、今急に言い出したことではないということがわかりました。
ただし、昔と今では少しニュアンスが違うようです。
今厚労省が言っている「共生社会」は、「地域共生社会」となっています。
ここでも「地域」がついていて
「地域で解決していきましょう。」
という意向がしっかりと伝わってきます。
地域ですべて賄うことができれば言うことないのですが、現実はどうなんでしょうか?
誰もが住み慣れた地域でいつまでも生活したいと考えています。
でも、障がいがあったり、高齢になったり、経済的な問題があったり
閉じこもりの家族がいたり、仕事を失ったり
さまざまな問題が出てきて、一人では解決ができないこともあります。
そんな時にこの「地域共生社会」になれば、解決できるのでしょうか?
考え方に基本的には賛成です。
ただ、それを実現させるには総合的な相談にのってもらえる機関や部署、人が必要です。
今は病院でも福祉でも、専門分野に分かれていますが、それぞれを横断的につながなければ
「地域共生社会」
の実現は難しいのではないでしょうか。
今日も「おもいやりネットワーク事業」の集まりがありました。
まだ始まって間もありませんが、この事業がもっと知られて、もっと使い勝手がよくなっていけば
「地域共生社会」の実現にとても役に立つでしょう。
この事業を知って利用した人もいると思いますが、もっと使いこなしていきましょう。
そして、自分たちもそれを実施する立場であることを自覚して、積極的に地域の困りごとの相談にのっていきましょう。
では、今日も寒いですが、風邪をひいたりしないように注意しながら、前向きにいきましょう!